歴史ある町「興津(静岡市清水区)」の一角で、養豚業をはじめて50年、北川牧場は創業時から豚にストレスを与えない飼育スタイルを貫いてきました。生産性や省力化よりも第一に、豚舎の豚が快適に過ごせる環境を作るため、豚の運動スペースを広く取るとともに、豚舎内の換気に注意し、常に新鮮な空気の元で生活できるように豚舎を整備しました。また、豚の飲み水には地元の清涼な岩清水を利用することで清水の豊かな自然を最大限に取り入れた豚の飼育をおこなっています。清水の豊かな自然の中で北川牧場の豚はのびのびと育っています。
=おいしさを維持するための3つの特徴=
ノーストレス飼育
TEA豚は、自然の空気の流れを妨げない開放的な豚舎の中で、自由に走り回ることができる十分なスペースで管理されています。
地元静岡市の緑茶を給与
北川牧場では、かねてから豚に緑茶(生茶)をたびたび与え、そこでの経験から豚が緑茶を好むことを学んでいました。そこで、ブランド化に伴い、緑茶の持つリラクゼーション効果を期待して、豚舎の給水タンク中に茶葉を浸漬、緑茶を抽出して飲料として豚に給与する独自のスタイルを確立しました。
鮮度を維持した流通管理
TEA豚は、小笠食肉センター(菊川市)に出荷された後、枝肉となり、部分肉(ロース、バラなど)まで加工され、宅急便により契約店まで直送されます。通常、食肉販売は、精肉加工、小売店等の段階を経て販売されますが、TEA豚はその過程を経ないため、迅速かつ衛生的に鮮度重視の豚肉の提供が可能となりました。
これら3つの特徴ある飼育方法により、TEA豚は「赤身のきめが細かくやわらかい」、「脂があっさりしている」などの高評価をお客様からいただいています。